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HP日記

   
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バレンタインデーですね。

お腹減りました・・・月猫です。
今日の晩御飯は何にしましょう。

ということで。
本日はバレンタインデーですね。
チョコが大好きな月猫にはピッタリの日です←
セバシエのバレンタインデー文章も書けるぜ!
てなわけで、書いてみました(笑)

ガチで甘くないです。
全然です。
折角のバレンタインデーなのにねッ!!!
甘甘が書けなかったんです・・・。
ちょっとショボーンとしました。
なので。
リベンジです。←

ちょっと頭の妄想をそのまま書いてしまおう、という作戦。
なので文章としては・・・毎度のことながら・・・
残念な感じ・・・かな?☆
しかもたった今書いたものなので、中途半端で終わっております。
だからこちらの方に畳みますね。
続きを書くは・・・どうだろう(笑)

ちなみにタイトルは・・・
「甘すぎるチョコレート」かな←
そいでもってR18指定です。一応。
シエルはワイシャツ一枚&半ズボンで、セバスはワイシャツ執事姿です。
 ↑最初に書いてしまうという、セコイ技ww

マジ色々こちらも残念な感じですが・・・リベンジに付き合ってくださる方様、
そして勇敢な方様は是非覗いてみてください~。

拍手コメントのお返事は次に回したいと思います。
ごめんなさい><

ではでは!

 



どこもかしこもチョコレートの匂い。

甘いものは大好きな筈なのに、今は憎むべき対象だ。

「さぁ、坊ちゃん」

それは今目の前にいる悪魔のせいであり、このチョコレートには何の罪もない。

チラリと悪魔の横・・・ベッドの上に置かれている箱には、1つの窪みと二つのチョコレート。

1つは自分の手にある。

「早くしないと手の中で溶けてしまいますよ?」

微笑みの向こうには意地悪い顔がアリアリと見えてくる。

シエルは舌打ちをし、手の中にあったチョコレートを口の中に放り込む。

そしてベッドに座っている悪魔、セバスチャンの足の間のスペースに若干膝を載せて、肩に手を置き身体を寄せた。

この体勢だと珍しくシエルがセバスチャンを見下す形になる。

それを少し優越感に浸り、自分の鼓動が煩くなっているのを無視して。

「いただきます」

セバスチャンの声に合わせて、唇を寄せた。

 

口の中で若干溶けたチョコレートを舌で押し、セバスチャンの口に移す。

その際に伸ばされた舌が自分の舌とぶつかり、嫌な感触が背中に広がったが、シエルはそれを耐えてすぐに唇を離した。

「・・・随分と冷たくないですか?」

すぐ唇が離れていったことがお気に召さなかったようで、セバスチャンは表情を歪ませる。

しかしそれを無視してシエルは次のチョコレートへと手を伸ばしたが、その手首を掴まれてチョコレートを取ることを阻まれてしまった。

「坊ちゃん、何か喋ってください」

「・・・・・・」

「随分と怖い顔をなさっていますね」

「・・・当たり前だ」

「恋人にチョコレートを用意しておかなかった罰ですよ」

「だからちゃんとお前の言う通り口移しでチョコを渡しているだろう」

「愛を感じません」

「感じる必要なんてない」

「どうしてですか?」

「・・・どうしても、だ」

シエルはプィっと横を向き、セバスチャンの視線から逃げる。

「なにも考えたくない・・・という感じですね」

「・・・・・・」

「考えたら恥ずかしくなってしまいますものね?」

「・・・ッ」

「しかし坊ちゃん。頬はすでに赤くなっているんですよ?」

「や、触るな!」

横を向いていた首元に手袋を嵌めていない手が触れてくる。

(意識するな意識するな意識するな意識するな)

意識をしたら最後。恥ずかしくてどうにかなってしまいそうで、嫌になる。

セバスチャンに言われなくったって、頬が赤くなっていることなんて百も承知だし、鼓動だって早い。それにもう、身体だって熱くて苦しい。

「いい表情になってきましたよ、坊ちゃん」

「このッ・・・」

「さぁ、次のチョコレートをいただきましょうか」

掴まれていた手首が開放され、そしてセバスチャンは新たなチョコレートを差し出した。

それをしばらく睨みつけていたがシエルは諦め、口を小さく開く。

がしかし、一向にそれは口に入ってくることはない。

「おい・・・」

「自分でお取りください」

「は?」

「ただし手は使わずに」

手は使わずに・・・?一体どういうことだと首を傾げれば、セバスチャンは見せ付けるようにそのチョコレートに口付ける。

それを見たシエルはどのようにチョコレートを取らなければいけないのか理解し、唇を噛んで首を横に振った。

「駄目です。今日の坊ちゃんに拒否権はありませんよ?」

「どうしてバレンタインのチョコを用意しなかっただけで、こんな仕打ちを受けなくちゃいけないんだ!」

ホワイトデーがあるだろう!と叫べば、それはそれ、これはこれで大切な行事ですと返される。

「早くしないと、私の手の中で溶けます」

「・・・・貴様、覚えてろよ」

シエルはそのままセバスチャンが持っているチョコレートに顔を近づけ、口を開く。

そして顔を横に傾けて舌を伸ばし、セバスチャンの指と共に絡めれば、ゆっくりとセバスチャンの指はチョコレートを手放して行く。

「いい子ですね・・・」

ココアパウダーとシエルの唾液が付いた指を見せ付けるように舐め、もう片方の手で腰に腕を回してくる。

その厭らしい動きにビクリと反応してしまい、シエルはチョコレートを口の中で噛んでしまった。

口の中に固まっていないチョコレートがドロリと広がり、先ほどのように舌で相手の口腔へと押し込むことが出来なくなってしまった。

「構いませんよ」

それを見ていたセバスチャンはむしろ愉しそうに笑い、口をそっと開ける。

(これは、絶対に良くないパターンだ)

一瞬飲み込んでしまおうかとも思ったけれど、正直バレンタインチョコを用意していなかった罪悪感も多少なりともあったので、シエルは諦めてそのままゆっくりと唇を近づけた。

その瞬間腰に回されていた腕が動き、際どい所を撫でて行く。

「んッ」

肩に置いてある手を突っぱねるように伸ばしてしまい、近づいていた唇が離れてしまった。

文句を言いたくとも口にはチョコレートが広がっているので、何かを言うことは出来ない。

「ほら坊ちゃん、早く」

「~~~~ッ」

触られていては無理だと首を横に振れば、セバスチャンは大きなため息をつき、腰に巻きついていた腕を離した。

それで安心したシエルはもう一度唇を寄せ、目を閉じて唇を重ねる。

重ねる瞬間も鼓動が大きく跳ねるが、ここで終わらせられるわけではない。

先ほどと同じように口を開けて、上からチョコレートを流し込むようにする。

ドロリと重たいチョコレートはどうにも重力だけでは上手く落ちず、シエルは必死に舌を使って押し込んで行くが。

「ん・・・んんン!」

セバスチャンの舌が口腔の中へと潜り込み、流れ込むのを待たずにその場で全て舐めとろうとしていく。

歯列をなぞり、顎の裏、舌の裏までも、丹念になぞっていく。

逃げようと頭を持ち上げるが、頭を押さえつけられて口づけがより深くなっていってしまう。

「ふ・・セバス・・チャ・・・っぁ!」

呼吸の間に名前を呼べば、離れていた腕が今度は内股の方に伸ばされ、撫で回して行く。

ズボンの隙間に手を差し込まれてしまえば、もう立ってはいられない。

ベッドの上に乗せていた膝がカクンと折れ、そのままセバスチャンの膝の上に座る状態になってしまった。

「おやおや・・・」

セバスチャンはクスクスと笑いながら、チョコレートの付いた唇を舌で拭う。

「も、やめろ・・・」

シエルはセバスチャンの肩に手を置いたまま、胸板に額を押し付ける。

(この変態悪魔ッ)

きっと赤い瞳は欲情で濡れているだろう。それを見てしまったら、きっと自分もその色で塗り潰されてしまう。

いや、もう塗り潰されてしまいそうなのだ。これ以上は、もう。

「あぁ・・・可愛らしいですよ」

「きさ、ま!」

「顔を見せて、シエル・・・」

「名前で呼ぶな!」

「ねぇ・・・見せてシエル」

「や、だ!!」

顔を上げさせようとしてくるセバスチャンの腕を必死に掴んで抵抗する。

(嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ、嫌だ!)

絶対に見せたくない。そして見たくない。

本当に、もうこれ以上は。

 

我慢できなくなる。

 

【入りきらなかったので、次の記事に続きます(笑)】

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