こんばんは、月猫です。
なんだかお久しぶりな感じとなってしまいました！
にも関わらず、サイト更新が無くて申し訳ないです＞＜；
再び体調が悪くなってしまいまして、ちょっと引きこもっておりました。
まだ神出鬼没が続くかもしれませんですorz
のんびりゆっくりとやっていこうと思いますので、
そんな月猫のペースを許してやってくださいな（苦笑）

さて、更新がないのもつまらないと思いまして、
いつに書いたか分からないものを引っ張り出してきました（笑）
あ、タイトルは全く持って関係ありませんｗｗｗ
ちょっとセバスが恋をした時の気持ちをイメージしてタイトルをつけました。
どうしてそんなイメージをしたのかは、神のみぞ知る、ということです。
（ようするに、自分も分からない）←

正直、明るくもなんともありません。
ただただ暗いです。短文が詰まっております。
それでも宜しければ、この記事に畳んでおりますので
覗いてみてくださいな。
（・・・でも、どれかいつぞやの日の記事に畳んだような・・・うーん）

パチパチ拍手コメントのお返事は、また後日にさせていただいますね。
いつもパチパチ、そしてお優しいお言葉をありがとうございます＾＾

 
「たまには泣いてみてはいかがですか」
 
「いきなり可笑しなことを言うな」
「貴方のような年頃なら、まだ涙を流しても可笑しくないでしょう」
「まぁ、普通の子供ならそうかもしれないな」
「･･･すみません」
「なぜ謝る」
「さぁ」
 
全てを忘れて泣けと言えないのは
きっと自分がここにいるせいだ。
 
 
 
 
「何かあったのか」
 
「･･･どうしてですか」
「少し表情が固い気がした」
「きっと気のせいでしょう」
「本当か」
「えぇ、本当です」
 
お前は笑顔を見せるほど、嘘くさい。
 
 
 
 
「悪夢を見た」
 
「悪夢、ですか」
「あぁ」
「どんな夢ですか」
「･･･まだ先代が生きていた頃の夢だ」
「･･･それは悪夢ですね」
 
優しさほど胸を抉る刃物はない。
 
 
 
 
「毛布でも持ってきましょうか」
 
「なぜだ」
「とても寒そうにしていらっしゃるので」
「そう見えるか？」
「えぇ･･･まるで迷子になった子猫のようです」
 
抱きしめようとしたら、
きっと貴方は逃げるでしょう。
 
 
 
 

 
「出て行け」
 
「嫌です」
「命令だ」
「･･･御意」
 
自由に動けないマリオネット。
 
 
 
 
「もしも、契約を破棄できると言ったらどうしますか」
 
「どうもしない、このまま契約を続けるのみだ」
「契約無しでも復讐のお手伝いをなさると言ったら？」
「･･･なぁ、セバスチャン」
 
夢はいつか覚めるものだ。
 
 
 
 
「セバスチャン」
 
「どうしましたか」
「もしお前が人間になれるとしたら人間になるか？」
「また妙なことを聞きますね」
「主人の言葉に疑問は持つな。ただ答えろ」
「･･･なりませんね」
「無駄な永遠が終われるというのにか」
「えぇ。私は今のままを望みます」
「･･･貴様が下等な人間に成り下がるようなことはしない、か」
「まぁ、そうとも言えますね」
 
貴方を守る為には、“普通”じゃいられないから。

[12回]